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スポーツ健康科学研究科博士前期課程1年 藤田真子さん の論文が Journal of Exercise Science and Fitnessに掲載されました。

'22年4月8日 更新
 スポーツ健康科学研究科博士前期課程1年 藤田真子さん(環境生理学研究室) の論文が、国際誌【 Journal of Exercise Science and Fitness】に掲載されました。

【研究内容】
トレーニングや試合後の疲労に対する処置としてアイシングが用いられる。これは、腱や関節への炎症作用を抑制することが目的であるが、一方でアイシングは血管を収縮させ血流を阻害する。そこで、マイクロバブル発生装置を用いて作成した冷炭酸水によるアイシングを行ったところ、CO2の血管拡張作用により筋血流の増加がみられ、心拍数(HR)と血中乳酸値([La]b)の低下が確認された(Yoshimura, 2020)。本研究は、その続編として、連日の高強度トレーニングや試合を想定したときの冷炭酸水の効果について検討した(図1)。その結果、運動後に冷炭酸水浴を行った群(CCWI)では、冷水のみの群(CWI)やアイシングを行わない群(PAS)と比較して、HRの値が有意に低下し、その効果は2日目や3日目も持続した。また、CCWIの[La]bの値は2日目の浸水後に他の群と比較して有意に低く、3日目も低値を持続した。1日目から4日目における高強度・自転車運動時のペダル回転数の低下(ΔPPR)は、CCWIにおいて最も抑制された。興味深いことに、HRと[La]bの低下とΔPPRには直線的な関係性がみられた(図4)。これらの結果から、高強度運動時のパフォーマンス低下の抑制には、マイクロバブル冷炭酸浴を連日繰り返し行うことが有効であると示唆された。

関連サイト
Anaerobic performance after 3-day consecutive CO2-rich cold-water immersion in physically active males - ScienceDirect
図1

図1

図2

図4

 スポーツ健康科学研究科博士前期課程1年 藤田真子さん(環境生理学研究室) の論文が、国際誌【 Journal of Exercise Science and Fitness】に掲載されました。

【研究内容】
トレーニングや試合後の疲労に対する処置としてアイシングが用いられる。これは、腱や関節への炎症作用を抑制することが目的であるが、一方でアイシングは血管を収縮させ血流を阻害する。そこで、マイクロバブル発生装置を用いて作成した冷炭酸水によるアイシングを行ったところ、CO2の血管拡張作用により筋血流の増加がみられ、心拍数(HR)と血中乳酸値([La]b)の低下が確認された(Yoshimura, 2020)。本研究は、その続編として、連日の高強度トレーニングや試合を想定したときの冷炭酸水の効果について検討した(図1)。その結果、運動後に冷炭酸水浴を行った群(CCWI)では、冷水のみの群(CWI)やアイシングを行わない群(PAS)と比較して、HRの値が有意に低下し、その効果は2日目や3日目も持続した。また、CCWIの[La]bの値は2日目の浸水後に他の群と比較して有意に低く、3日目も低値を持続した。1日目から4日目における高強度・自転車運動時のペダル回転数の低下(ΔPPR)は、CCWIにおいて最も抑制された。興味深いことに、HRと[La]bの低下とΔPPRには直線的な関係性がみられた(図4)。これらの結果から、高強度運動時のパフォーマンス低下の抑制には、マイクロバブル冷炭酸浴を連日繰り返し行うことが有効であると示唆された。

関連サイト
Anaerobic performance after 3-day consecutive CO2-rich cold-water immersion in physically active males - ScienceDirect