本学部 土屋吉史助教が、Copenhagen University Bispebjerg Hospital (Denmark) の Michael Kjaer 教授らと共同で取り組まれた研究論文 「Tensile loaded tissue engineered human tendon constructs stimulate myotube formation」が、組織工学系雑誌 「Tissue Engineering Part A」 に掲載されることが決定しました。

この研究では、ヒトから採取した腱細胞を 3 次元的に培養・作成した「人工腱」が機械的な伸展刺激により、筋肉の成熟を促進させることを明らかにしました。
この研究成果は、これまで知られることのなかったヒト腱の新たな機能を示唆するものであります。今後は、運動器に関わる組織の疾患や再生、加齢性機能低下を抑えるヒントに繋がる研究発展が期待されます。