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トピックス

スポーツ健康科学研究科博士課程(後期課程)3年次生の梅田朋宏さんらの研究論文が「Journal of Biomechanics」に掲載され、国際的な科学ニュース配信プラットフォーム「EurekAlert!」でも紹介されました

2026年10月1日 更新

スポーツ健康科学研究科 博士課程(後期課程)3年次生 梅田朋宏さんが、本学スポーツ健康科学部 北條達也教授、若原卓教授らと共同で取り組まれた研究論文「The effects of ultrasound stimulation on passive muscle stiffness of triceps surae」が、国際学術誌「Journal of Biomechanics」に掲載されました。

また、本研究成果は、国際的な科学ニュース配信プラットフォーム「EurekAlert!」でも紹介されました。

梅田さん論文 (142897)

 これまでの研究から、筋のかたさ(筋スティフネス)は筋損傷などのスポーツ傷害と関連する可能性が報告されています。そのため、筋スティフネスを非侵襲的に調節する方法の確立は、スポーツ現場におけるコンディショニングや傷害予防への応用を考えるうえで重要です。しかしながら、従来のストレッチングなどの方法では身体の深部に位置する筋へのアプローチが難しく、深部筋の筋スティフネスを低下させる方法については十分に明らかになっていませんでした。
 そこで本研究では、健常成人20名を対象として、超音波刺激が下腿三頭筋の筋スティフネスに及ぼす影響を検討しました。片脚の下腿に1 MHz、2.0 W/cm²の連続超音波を10分間照射し、超音波せん断波エラストグラフィを用いて、表層に位置する腓腹筋内側頭と、その深部に位置するヒラメ筋の筋スティフネスを評価しました。
 その結果、超音波刺激後に深部のヒラメ筋の筋スティフネスが有意に低下した一方、腓腹筋内側頭では有意な変化は認められませんでした。また、刺激前のヒラメ筋の筋スティフネスが高いほど、超音波刺激による筋スティフネスの低下が大きい傾向が認められました。以上の結果から、超音波刺激は深部筋のスティフネスを非侵襲的に低下させる方法となる可能性が示されました。今後、最適な刺激条件や実際のスポーツ場面における有効性を検討することで、コンディショニングや筋損傷予防への応用につながることが期待されます。

DOI:10.1016/j.jbiomech.2026.113502


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